DMC-G1と今後のマイクロフォーサーズ
マイクロフォーサーズの特徴を示す、ミラーの無いボディの断面イメージ図を見たとき「これはコンデジ並みか昔のレンジファインダー機並みの薄いボディーの一眼が発売される!」と期待したものだ。
http://www.four-thirds.org/jp/microft/#SlideFrame_7
で、早速出たDMC-G1。
規格発表からさほど時間は経っておらず、開発は発表前から粛々と行われていたと想像できる。
ボディは、一見「あれ」と思ったのは正直なところ。
寸法的には実際にはかなり小さいのだけど、今までの数十年来続く「カメラ」らしい形状をしている。つまりボディ中央上部に盛り上がったファインダーが少し前に出っ張って付いており、ホールド性を高めるためのグリップがある。
予想していたものの早くもLVF(ライブビューファインダー)を搭載。
断面を見る限り、その機構そのものもかなりコンパクトなユニットに仕上がっていて、薄いボディ本体と厚みはそう変わらない。
が、トップ部に折りたたみ式のフラッシュを内蔵することによって、まるで小型のペンタブリズムが内蔵されているかのようにも見える、非常にコンサバな形状としている。
これは恐らくレンジファインダーライクな形状のDMC-L1があまり売れなかった反省もあるのではと想像する。形状だけの問題ではないはずだが(ブランド認知度、営業力、価格設定など)、最初のマイクロフォーサーズはコンデジからのアップグレードをねらうユーザーをターゲットとしていることから、同クラスのキスデジX2やD40-D60と見比べて違和感のない無難なデザインで、スタートを順調なものにしたかった、という思惑もあるのではないだろうか。
サイズ自体はやはり普通の一眼と較べるとコンパクトである。
しかし、コンデジ同様期待する薄さという意味ではもう一つだったというのは正直なところ。
あとは、AFがライブビュー専用機としたために、コントラストAF対応レンズでないと利かないところ。鳥撮りマシンとして小型軽量のマイクロフォーサーズ機の活用を試用としても、MFオンリーでは少々厳しい。
また、パナ機ゆえにボディ内蔵ブレ補正機構が無いのも惜しい。
ただ、これはマイクロフォーサーズ最初のボディであって、今後のバリエーションとしては色々出てくると期待できる。
標準ズームレンズも思ったほど小さくないのはレンズ内ブレ補正機構「O.I.S.」を内蔵することもあると思う(それでも梅オリズーム並みにコンパクトな径にしているのはかなり頑張ったと思うが)。
しかし、F値を見てもズームは暗いのばっかりだ。。
レンズを含めた今後のロードマップ。
やはり2009年度以降に色々展開がありそう。
ボディでは、パナからAFの効くHDの動画が撮影できるものが年始早々出るという。
ただ、やはりAFは専用レンズ(今のところ標準ズーム1本のみ)ということもあって、個人的には興味は薄いかな。
レンズは「これこそ!」と思う薄さの20mmF1.7単焦点が来年発売予定となっている。
が、これは当然レンズ内ブレ補正機構は無い。
G1に装着すると、いかにも厚みのあるグリップが出っ張っていて、このコンパクトレンズの特徴が生かされていないように見える。
やはりオリンパスから薄型軽量でブレ補正機構付きのボディが出ることを期待する。
α900の対角を成すとして、解像度そこそこ、画質はデジイチ、レンズ交換可能な遊び心有る軽量小型機、代わり映えのするかわいいデザインの機体には、大いに興味をひかれる。
http://www.four-thirds.org/jp/microft/#SlideFrame_7
で、早速出たDMC-G1。
規格発表からさほど時間は経っておらず、開発は発表前から粛々と行われていたと想像できる。
ボディは、一見「あれ」と思ったのは正直なところ。
寸法的には実際にはかなり小さいのだけど、今までの数十年来続く「カメラ」らしい形状をしている。つまりボディ中央上部に盛り上がったファインダーが少し前に出っ張って付いており、ホールド性を高めるためのグリップがある。
予想していたものの早くもLVF(ライブビューファインダー)を搭載。
断面を見る限り、その機構そのものもかなりコンパクトなユニットに仕上がっていて、薄いボディ本体と厚みはそう変わらない。
が、トップ部に折りたたみ式のフラッシュを内蔵することによって、まるで小型のペンタブリズムが内蔵されているかのようにも見える、非常にコンサバな形状としている。
これは恐らくレンジファインダーライクな形状のDMC-L1があまり売れなかった反省もあるのではと想像する。形状だけの問題ではないはずだが(ブランド認知度、営業力、価格設定など)、最初のマイクロフォーサーズはコンデジからのアップグレードをねらうユーザーをターゲットとしていることから、同クラスのキスデジX2やD40-D60と見比べて違和感のない無難なデザインで、スタートを順調なものにしたかった、という思惑もあるのではないだろうか。
サイズ自体はやはり普通の一眼と較べるとコンパクトである。
しかし、コンデジ同様期待する薄さという意味ではもう一つだったというのは正直なところ。
あとは、AFがライブビュー専用機としたために、コントラストAF対応レンズでないと利かないところ。鳥撮りマシンとして小型軽量のマイクロフォーサーズ機の活用を試用としても、MFオンリーでは少々厳しい。
また、パナ機ゆえにボディ内蔵ブレ補正機構が無いのも惜しい。
ただ、これはマイクロフォーサーズ最初のボディであって、今後のバリエーションとしては色々出てくると期待できる。
標準ズームレンズも思ったほど小さくないのはレンズ内ブレ補正機構「O.I.S.」を内蔵することもあると思う(それでも梅オリズーム並みにコンパクトな径にしているのはかなり頑張ったと思うが)。
しかし、F値を見てもズームは暗いのばっかりだ。。
レンズを含めた今後のロードマップ。
やはり2009年度以降に色々展開がありそう。
ボディでは、パナからAFの効くHDの動画が撮影できるものが年始早々出るという。
ただ、やはりAFは専用レンズ(今のところ標準ズーム1本のみ)ということもあって、個人的には興味は薄いかな。
レンズは「これこそ!」と思う薄さの20mmF1.7単焦点が来年発売予定となっている。
が、これは当然レンズ内ブレ補正機構は無い。
G1に装着すると、いかにも厚みのあるグリップが出っ張っていて、このコンパクトレンズの特徴が生かされていないように見える。
やはりオリンパスから薄型軽量でブレ補正機構付きのボディが出ることを期待する。
α900の対角を成すとして、解像度そこそこ、画質はデジイチ、レンズ交換可能な遊び心有る軽量小型機、代わり映えのするかわいいデザインの機体には、大いに興味をひかれる。